6/14(土)より7月迄の上映
『トレンケ・ラウケン』ラウラ・シタレラ監督

◆ アルゼンチンは、和歌山と地続きにちがいない……
これは謎についての映画です。
誰も彼女を捕まえられないし、見つけることもできないし、謎を解決することもできないのです。
--ラウラ・シタレラ
協働的かつインディペンデントな映画制作・製作を20年以上続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ《エル・パンペロ・シネ》。“アルゼンチンにおける映画のあり方を実験的に刷新する”ことを目指し、映画の革新どころか見られ方にも革命をもたらしたこの集団の中心メンバーのひとりが、ラウラ・シタレラ監督です……と聞いて身構えていたのですが、めっぽうおもしろいじゃないですか!
見たことあるような昔ながらの映画なのに、なぜこんなに新しいのか。和歌山の皆さんと、じっくり探ってみたいと思っています。